Remote Rackとは?

Remote Rackは、あらゆる場所に存在するラック、ユニット、機器の情報管理とリモートアクセスがWebブラウザだけで完了するIT運用管理サービスです。 機器への接続をラック内に設置するアクセスコントローラーに集約することで、専用のサービス回線を通じてリモートアクセスすることができます。

Remote Rack by OCH
Remote Rack 管理ポータルからリモートアクセス

ラックおよび機器の管理、リモートアクセスがブラウザのみで完結

ラックや機器の台数が増えても管理ポータルにより全ての環境を等しく管理することができます。 専用端末やソフトウェアが不要で、Webブラウザさえあれば、いつでも・どこでも・どんな機器にでもリモートアクセスできます。 これにより現地への駆け付け対応や、現場での立ち合い作業を無くし、IT運用管理業務のリモート運用が実現できます。

リモートアクセスに関する情報を一元管理

ブラウザさえあればどこでも作業可能

リモートアクセス毎の端末・ソフト切り替え不要

現地への駆け付け・現場の立ち合い不要

遠隔機器のリモートメンテナンスに最適

複数のラック図をWeb上で一元管理

Remote Rackなら複数のラック図を全てWeb上に集約し一元的に管理・更新できるため、担当毎の情報の齟齬やバージョン管理の必要が無くなります。

複数のラックがブラウザ1画面で確認可能

全ラックの情報の編集・更新がオンライン上で可能

集中管理によりローカル管理の廃止が可能

マスターデータ1つで、バージョン管理が不要

複数のラック、複数の担当者の情報一元化に最適

Remote Rack 管理ポータルからリモートアクセス

既存ネットワークから完全分離し、スピーディーな導入とシンプルな運用を実現

Remote Rackは既存の回線に影響を与えない、ネットワーク分離環境でリモートアクセスを実現します。 そのため、すぐにリモートアクセスを導入する必要が場合や、既存環境に専用のリモートアクセスネットワークを導入する場合にRemote Rackは最適なサービスです。

既存環境には影響を与えない

緊急時対応、保守用回線を簡単に確保

ネットワーク分離で迅速にサービス導入可能

導入後も既存回線のメンテの影響なし

Remote Rack ネットワーク分離
Remote Rack

複雑なネットワーク設定やセキュリティはクラウドにおまかせ

Remote Rackで必要な通信回線・機器は全てサービスに含まれているため、これまでお客様が準備していた有線回線、アクセス機器、各種設計、導入、運用、アップデートが一切不要となります。 サービスサイト、リモートアクセス、接続端末と3段階の認証があり、リモート作業でもセキュリティは万全で、2要素認証にも対応しています。

サービス型提供のため、アクセス回線・機器の準備は不要

従来型アクセス管理系ネットワーク設計不要

従来型アクセス機器のメンテナンス不要

セキュリティも万全

この1台でラック内全てのIT機器を集約、様々な設置環境に対応

Remote Rackのアクセスコントローラーは小型でスペースを取らず、1台あたり1台のラックを管理できます。様々な環境に対応していて認証規格もクリアしているので、データセンターから工場や仮設の事務所など、どこでも使用することができます。

必要な機器はこの1台のみ

場所を取らない手のひらコンパクトサイズ

幅広い温度対応(-40℃~65℃)

交流電源(100-240V AC)、直流電源(12-28V DC)にも対応

PoE給電(Passive 12-28V)対応

鉄道規格もクリア(鉄道車両搭載耐環境ストレス評価をクリア)

Remote Rack アクセスコントローラーマルチSIMルーター

マルチSIMでキャリア冗長が可能

Remote Rackのアクセスコントローラーは、複数のキャリアに対応しており、2つのサービス用回線を搭載することでフェイルオーバーを実現できます。3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に対応しており、電波状況に応じた回線の選択と、不安定電波状況の場所でも安定化することができます。

アクティブ/スタンバイのサービス回線冗長が可能

国内3大キャリアから2回線を選択可能

離島・山岳地・僻地でも回線を安定化可能

Remote Rack マルチSIM キャリア冗長 フェイルオーバー(Act/Stb構成)

シーン1:多拠点・遠隔地

オンサイト対応のコストが・・

本社、支社、データセンターなど、管理する機器が他拠点に分散している場合や、機器が遠隔地にある場合、通常は現地駆け付けや、リモートハンド依頼など拠点ごとに必要なコストがかさみます。

リモート運用で大幅に負担軽減

Remote Rackなら、どの拠点のどの機器もサービスサイトに集約され、しかもリモートからブラウザでの作業で済みますので、より少ないリソースでより効率的にに対応できます。

Remote Rack 利用シーン:他拠点・遠隔地

シーン2:僻地(山間部・離島)

有線回線がなくリモートメンテを断念・・

有線回線が整備されていない山間部や離島などの僻地に機器がある場合、トラブルシューティングやメンテナンスは現地に駆けつける以外の選択肢はありません。

サービス回線冗長で僻地でも安定リモートアクセス

Remote Rackなら、有線回線が無い環境でも安定したリモートアクセスが実現できるため、これまで遠隔保守が不可能だった場所への作業が劇的に改善します。

Remote Rack 利用シーン:僻地(山間部・離島)

シーン3:無人端末

作業場所と時間の制限が・・

キオスク端末やサイネージなどの無人端末は、機器の設置場所やエンジニアの作業スペースが限られており、また訪問時間も限られている場合が多いため、トラブル時の緊急対応が難しい機器です。

ブラウザで時間・場所を問わずリモート対応

Remote Rackなら、アクセスコントローラを設置するだけでリモートアクセス環境を用意できます。またいつでもリモート保守が可能になるため、無人端末が提供するサービスのダウンタイムを最小限に抑えることができます。

Remote Rack 利用シーン:無人端末